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縄文の漆から始まる「塗る文化」
合成樹脂塗料が生まれる前、人はなぜ自然素材を塗り、混ぜ、使いこなしたのか はじめに(縄文の漆から始まる「塗る文化」) 私たちが今「塗料」と聞いて思い浮かべるのは、缶に入った塗料かもしれません。 アクリル塗料。ウレタン塗料。シリコン塗料。フッ素塗料。無機塗料。 外壁塗装の世界では、耐候性、防水性、低汚染性、遮熱性、ラジカル制御など、さまざまな性能が語られます。 しかし、塗料の歴史をずっとさかのぼると、最初から化学工場で作られていたわけではありません。 塗料の原点は、もっと素朴なものでした。 木から出る樹液。赤く染まる石や土。米を潰したときの粘り。海藻を煮たときのとろみ。動物の皮や骨を煮たときに出る膠。渋柿の汁が紙や布を強くする性質。 人は、自然の中にある「くっつくもの」「固まるもの」「色が出るもの」「水に強くなるもの」を見つけ、それを生活の中で使いこなしてきました。 これが、日本の「塗る文化」の原点です。 木の汁が、器を守る膜になるという大発見 その代表が、漆です。 漆は、ウルシの木から採れる樹液です。木に傷をつけると、そこから樹液がにじみ出ます。
ボディデザイン アウラン
6月1日読了時間: 16分
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